ドイツ学術交流会(DAAD)は、2014-2015年度にエラスムス・プラスの支援を受けたドイツの大学生および大学関係者数は計4万2000人となり、この派遣者数は前年度に対し5%近く上昇していることから、当該年度のエラスムス・プラスに対し肯定的な結果である旨総括した。
エラスムス・プラスは、留学と並行して外国でのインターンシップも支援しており、2ヶ月から12ヶ月の間、民間企業や機関、非政府組織(NGO)で働くことが可能となる枠組みを設けている。2014-2015年度においては、前年度に対し約18%増にあたる7500人近くのドイツ人学生がこのプログラムを利用した。
在学期間中に留学するドイツの大学生は増える一方である。3万8000人の学生がエラスムス・プラスで3ヶ月から1年をヨーロッパ圏内で過ごしている。とりわけイギリスが最も人気が高く、それにスペインとフランスが続く。大学教員については、フランスとスペイン、ポーランドが多く、大学職員研修においては、イギリスとスペイン、フィンランドが多く選ばれている。
Bundesministerium für Bildung und Forschung:Erasmus+ nimmt Fahrt auf