【ニュース・ドイツ】連邦奨学金法(BaföG)の改正により奨学金支給額が増額

連邦奨学金法(Bundesausbildungsförderungsgesetz:BaföG)の改正により奨学金支給額が改善された。これにより基準額が7%上昇し、670ユーロから最大735ユーロへ引き上げられるほか、子供のいる奨学生に対し子供手当の引き上げ等が実施される。
大学生に対する奨学金の額は、2005年の13,415ユーロから2015年には56,000ユーロ以上と4倍になっている。2005年から2015年の間に、連邦政府は育英機関に対する助成を8,050万ユーロから2億3,260万ユーロへ増額したが、さらに2億4,390万ユーロへ引き上げられる見込みである。当該奨学金の支援を受ける大学生の総数は、2005年の約13,400人から2015年の約27,600人となり、さらにドイツ連邦奨学金による約24,300人の奨学生が助成を受けている。ほかにも、大学への進学を望む職業経験のある人々を対象とするキャリア向上支援奨学金が2008年から始まっており、2015年には約4,360人が支援された。

 

BMBF:Mehr Geld für Stipendiaten

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
学生の経済的支援 学生向け奨学金