【ニュース・ドイツ】連邦報告書「研究と技術革新 2014」

ドイツ連邦内閣は、連邦報告書「研究と技術革新 2014」(URL1)を承認した。ヴァンカ連邦教育研究大臣は、「ドイツは世界中で最も魅力的な研究の場のひとつ」と賞賛。
ドイツ政府、経済界、学術界は研究開発のための支出を継続的に増加し、2012年には790億ユーロを超え、過去最高となった。これにより研究開発の割合は、初めてドイツの国民総生産の3パーセントに達した。
2005年から2012年までの間に大学卒業者の数は19万8千人から31万人に増加し、過去最高を記録した。また、ドイツ学術制度やドイツの大学の国際的魅力も顕著に増加した。具体的には2012年に約3万5千人の外国人研究者がドイツの大学に従事していたが、これは2006年比で約60パーセントの増加である。
「我々は、最高の学術研究と優秀な研究者の獲得において非常に成功しており、この高い活力を維持したいと考えている。ドイツ連邦政府は現政権において、教育と研究に、さらに90億ユーロの予算を追加する予定である。」とヴァンカ連邦教育研究大臣は述べた。
連邦報告書「研究と技術革新 2014」はドイツの研究と技術革新に関して包括な情報を提供している。

URL1: http://www.bmbf.de/pub/bufi_2014.pdf
URL2: http://www.bmbf.de/press/3611.php

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
統計、データ 統計・データ