【ニュース・ドイツ】第12回学生調査結果の公表

このたび、連邦教育研究省(BMBF)による第12回学生調査結果(詳細は以下の「URL1」から閲覧可能)が公表された。
本調査は1982年から3年ごとに実施されており、今回は2012-2013年の冬期に25の大学において5,000人の学生を対象に行われ、調査内容は学習から生活まで多岐に渡っている。
調査によると多くの学生は、早く卒業することよりも良い成績で卒業することが、重要だと考えている。学生の週平均学習時間は33時間で、学業へのプレッシャーは強くなっているが、それと同時に大学の構造改革の効果も読み取ることができる。また、教育の質、国際化、学科のモジュール化といったボローニャ改革の目標については、学生から肯定的な評価を得ている。
大学のコースやカリキュラムへの評価は、2001年の54%と比較して、67%の学生が肯定的である。また、大学の講義やゼミ内容についても、2001年の46%に対し、65%が良いと評価している。

URL1: http://www.bmbf.de/de/25012.php
URL2: http://www.bmbf.de/press/3675.php

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証
統計、データ 統計・データ