【ニュース・ドイツ】ドイツ大学長会議(HRK)がアクレディテーションに関する連邦協定の合意についてコメント

ドイツ大学長会議(HRK)のヒップラー会長は、各州文部大臣会議(KMK)が昨日合意した連邦のアクレディテーション制度の協定について「必要な変化に向け第一歩である」と述べた。2月のドイツ連邦憲法裁判所の決定後、手続きに向けた法的枠組みの再編が必要となった。
ヒップラー会長は「しかしながら、残念なことにKMKはすべての州をこの協定に取り込むことができなかった。したがって、特定の州に対する特別な協定が設けられることが再度予想されるが、これは学術界にとっても学生にとっても有益なことではない」と付け加えた。
「今重要なのは、州で共通したアクレディテーション手続きに関する枠組み規則によって、どのように連邦協定が実施されるか、ということである」とHRKのブルクハルト理事は述べた。「我々は、大学が研究と教育を質の高い自律した方法において整備できるよう、枠組み規則が必要な自由を確保するものであると確信している。細かすぎる規則は相応しくなく、連邦憲法裁判所の決定に反しうるだろう。我々は、常々枠組み規則の設計には学術界が関与することが重要であると考えており、それに向けて建設的に協働する準備が整っている」

 

2016年12月9日

 

HRK:HRK cautions against inconsistent or overly detailed implementation rules following federal states’ resolution on accreditation

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証