2015年のOECDレポート『Education at a Glance 』(図表で見る教育)によって、ドイツの高等学校卒業者の多くが大学や理系の職業訓練機関に進学していることが明らかになった。高等教育機関への進学率は、OECD加盟国平均で26%であるのに対して、ドイツでは40%であり、ドイツの高学歴化が進んでいることが明らかになった。また、博士課程進学率はOECD加盟国の平均2.4%に対して5.4%に達し、加盟国第一位となっている。
高等教育機関に進学せず、就職もしていない20~24歳までの若者は、OECD加盟国の平均では15.5%であり、南欧もしくは東欧の一部の国では30%に上る国もあるが、ドイツでは10%未満にとどまり、ドイツの教育と産業界のニーズが互いに合致していることが示された。
ドイツ連邦教育研究省(BMBF): Trendfarbe MINT