【ニュース・デンマーク】高等教育機関に在籍する留学生が倍増

2013年、デンマークの大学に在籍する正規留学生は、約2万4千人となった。これは、2007年の在籍数と比べ約2倍となり、デンマークの大学生数全体の9.2%を占める。2012年~2013年の増加率が9%となった。留学生受入の多い大学TOP3は、コペンハーゲン商科大学(CBS)、コペンハーゲン大学、南デンマーク大学である。大部分の留学生はヨーロッパ出身だが、中国からの留学生の増加率が著しく留学生出身国のTOP10に入っている。
Sofie Carsten Nielsen高等教育・科学大臣は、留学生の増加は、デンマークの学生にとって国際的な環境に接する機会を提供すると共に、多くの職種で国際化が進むデンマーク社会にとっても非常に有益である。デンマークの発展には、優秀な外国人の若者の労働市場への参入が不可欠である。外国人労働者のデンマーク定住を促進するもっとも効果的な方法の一つは、有能な若者を高等教育機関に惹きつけることであると述べた。

 

デンマーク高等教育・科学省:Considerably more international students pursuing a full study programme in Denmark

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化
人材育成 学生の就職、学生の多様性