中国の7つの大学は2017年5月25日、優秀なタンザニア人学生を選抜し、中国への留学の奨学金を提供するための審査を行う。このイベントはダルエスサラーム大学（University of Dar es Salaam：UDSM）で実施される。

ソーマ中国コンサルティング・サービス会社（Soma China Consulting and Service Company Limited）代表のルー・リン（Ru Lin）氏によると、参加したのは中原工学院（Zhongyuan University of Technology）、信陽師範学院（Xinyang Normal University）、許昌学院（Xuchang University）、華北水利水電大学（North China University of Water Resources and Electric Power）、河南農業大学（Henan Agriculture University）、上海大学（Shanghai University）、そして鄭州工業応用技術学院（Zhengzhou University of Industrial Technology）の7つの大学である。また、すでに留学生に300万ドルを提供している河南省教育庁（Education Department of Henan Province）も参加する。
リン氏によると、7大学の担当者は各学生と1対1のインタヴューを行う。インタヴューは中等教育を終えたばかりの学生から始まり、高等教育の修了者へと続く。現在中国では、800人以上のタンザニア人学生が学士、修士、博士の学位を取得するために学んでいる。教育・職業訓練省（Ministry of Education and Vocational Training）の高等教育主任担当官（Principal Education Officer of the Higher Education）ジェームズ・ムチュグジ（James Muchunguzi）氏によると、今回のようなイベントによって中国で留学するタンザニア人の学生数は今後増加すると考えられる。そしてその結果、タンザニアと中国の高等教育レベルにおける協力関係は強化されるだろうと、ムチュグジ氏は指摘している。

2017年5月22日

THE CITIZEN：Seven Chinese varsities in pursuit of Tanzanian students