タマサート大学Somkit Lertpaithoon学長は、同大学ASEANフォーラムにて、タイの学生が2015年ASEAN経済統合に向けてASEAN情勢を学ぶ必要性を述べた。

タマサート大学はASEANについて学ぶ科目を開設し全ての学生に必修とする予定だ。また、ASEAN域内の大学との覚書締結を進め、様々な連携をしていく予定だ。特にASEANのトップ3大学と研究交流や学生交換プログラムのための覚書締結を検討している。

タイ外務省ASEAN局副事務局長は、学生はASEAN公用語である英語に加えて域内諸国の言語も習得すべきであると述べ、大学も学生にASEAN諸国の言語を学ぶことを推奨するよう求めた。

タイ人学生のASEAN諸国の言語や英語の習得率は他国と比較して非常に低い。これはASEAN経済統合が実現する際にタイが直面する問題となることが懸念されている。

（2014年12月18日　Bangkok Post紙）