【ニュース・タイ】暑さにより学期スケジュールを再考

タイの各大学の代表者で構成する大学評議会議長総会(The Assembly of Faculty Senate Chairs of Thailand:AFCT)は、暑期のため、大学の学期を以前の形式に戻すよう呼びかけた。
今年末のASEANコミュニティー発足に向け、タイでは最近他のASEAN諸国に合わせて学期スケジュールを変更した。

昨日行われた年次総会で、AFCTのRattakorn Kidkarn会長は次のように述べた。
“新しい学期スケジュールのもとでは前期は8月から12月まで、後期は1月から5月までとなり、6月、7月は大学が休みになる。
学期スケジュールの変更はタイの教育の質に影響する。特に後期は暑期の間に開校されることになる。学生が暑期に勉強することになると、大学の空調代がかさむことになり、適当ではない。
ソンクラーンを含む何日かの祝日も後期に含まれることになる。”

結果として、AFCTは大学が4月と5月に休みとなるように学期スケジュールを変更するよう、政府に提案する。

(2015年6月8日 The Nation紙)

地域 アジア・オセアニア
タイ
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