タイの高等教育機関8校が最新の世界大学ランキングリストにランクインし、チュラロンコン大学（Chulalongkorn University）がタイの大学の中でトップであった。

本日公開されたQS世界大学ランキング2016-2017で、CUは昨年から順位を一つ上げ252位であった。また、マヒドン大学（Mahidol University）はタイの大学では2番目で、昨年の295位から283位に順位を上げた。

その次はチェンマイ大学（Chiang Mai University）で、昨年に続き551～600位であり、タマサート大学（Thammasat University）は昨年同様601～650位であった。一方、カセサート大学（Kasetsart University）は650～700位から順位を落とし、コンケン大学（Khon Kaen University）キングモンクットトンブリ工科大学（King Mongkut’s University of Technology Thonburi）、プリンスオブソンクラ大学（Prince of Songkla University）と同じ701＋位となった。

QS世界大学ランキングは2004年に初めて公表され、評価や論文引用などの6つの評価指標に基づき、今年は916大学がランキングされた。タイの大学の学術評価は改善されている一方、研究論文の引用数は減少している。

世界中の3,800以上の機関がリスト作成時にレビューされ、マサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology：MIT）がトップを維持し、アメリカの2大学がそれに続いた。

イギリスのケンブリッジ大学（University of Cambridge）は4位で、カリフォルニア工科大学（California Institute of Technology：Caltech）は5位であった。

東南アジアの大学で最高位だったのは、12位のシンガポール国立大学（National University of Singapore）で、同じくシンガポールの南洋理工大学（Nanyang Technological University：NTU）が13位であった。

（2016年8月6日　The Nation紙）