【ニュース・タイ】タイの3大学が、Times Higher Education Listに加わった

タイから3つの大学が、今年初めてTimes Higher Education Asia University Rankingに加わった。
長い間ランキングに入っていた、7つの研究機関と合わせると、これらの大学・研究機関が東南アジアにおいてタイを代表する機関といえる。
新たにランキング入りした3つの大学とは、キングモンクットラカバン工科大学(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang)(181~190位)、カセサート大学(Kasetsart University)とキングモンクットノースバンコク工科大学(King Mongkut’s University of Technology North Bangkok)(両校とも251~300位)である。

 

他のタイの高等教育機関の上位300位には、マヒドン大学(Mahidol University)(97位)、キングモンクットトンブリ工科大学(King Mongkut’s University of Technology Thonburi)(101~110位)、チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)(151~160位)、チェンマイ大学Chiang Mai University)(171~180位)、スラナリー工科大学(Suranaree University of Technology)(191~200位)、コンケン大学(Khon Kaen University)とプリンスオブソンクラー大学(Prince of Songkla University)(いずれも201~250位)がある。

 

タイは東南アジア内では、健闘はしているが、いくつかの懸念もある。
「もともと定評のあった大学がランキングを下げたことには失望した。」とランキングの編集者、フィル・バティ氏(Phil Baty)は語った。
例えば、マヒドン大学のランキングは、前年からランクを下げて90位に落ちた。
バティ氏は、タイ政府が、大学の業績を高めたり、世界的に評価される機関を作るための協調的な努力をしていないと非難した。
「Times Higher Educationの分析によって、将来の高等教育のスターとなる国として、タイが7カ国のうちの1国として名前を挙げられたのは、やっと昨年のことだった。」と彼は語った。

 

2017年3月18日

 

The Nation:Three more Thai universities join Times Higher Education list

地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
統計、データ 統計・データ