【ニュース・スーダン】ダルフールの学生、スーダン全土で「組織的な差別の標的」となる

白ナイル州(White Nile State)のエル・ドゥウェイン(El Duweim)に位置するバクト・エル・リダ大学(University of Bakht El Rida)において、ダルフールの学生が「ダルフールの学生を標的とした大学の守衛と職員による人種差別」に対する抗議として退学した。

 

オムドゥルマン(Omdurman)の聖クルアーン・イスラーム研究大学(University of the Holy Quran and Islamic Sciences)を拠点とするダルフール学生連盟(Association of Darfur Students)によると、バクト・エル・リダ大学でダルフールの学生が陥っている苦境は、スーダン全土でダルフールの学生が現在直面している問題の一例である。
同連盟は、抗議した学生に対する団結を表明する文章のなかで、ダルフールの学生がスーダン各地の大学で守衛や国民会議(National Congress Party)の警備官、民兵によって、殺人、恣意的な逮捕、暴力、起訴、非難など、組織的かつ頻繁な差別の標的となっていると述べた。

 

2017年7月20日

 

DABANGA:Darfuri students ‘systematically targeted’ across Sudan

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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