【ニュース・スウェーデン】高等教育と雇用

スウェーデンの高等教育を受けた人の就業率は、経済協力開発機構(OECD)の中で最も高い部類にあり、失業率は2009年以降減少している。男性の失業率よりも女性の失業率が低く、これはOECDの状況と逆である。しかし、高等教育を受けた女性のうち、フルタイムで雇用されているのは59%であり、これはOECDの平均と等しい。

スウェーデンの高等教育を受けた人の給与額はOECDの中で最も低い部類である。高等教育を受けた女性は、中等教育を受けた女性よりも平均で25%多く給与を得ているが、男性ではこの割合が29%となる。

Harriet Wallberg高等教育庁長官は、「高等教育が雇用に繋がるという点は大変喜ばしいことである。しかし、個人の給与については改善の余地がある。」と述べている。

 

スウェーデン高等教育庁:Sweden ranks highest in the OECD: Higher education leads to employment

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン
取組レベル 国際機関レベルの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の就職
統計、データ 統計・データ