【ニュース・ケニア(選挙)】流れ弾がバルコニーで遊んでいた女児を直撃

ナイロビの北マタレ(Mathare North)地区に住む9歳の女児が、大統領選挙の結果に抗議する人びとに対して発砲された銃弾に当たって死亡した。同地区の住民は、警察が抗議運動の参加者に対して銃弾を使用したことを非難した。目撃者によると、犠牲になった女児は2017年8月12日の朝に自宅アパートのバルコニーで遊んでいた際に流れ弾に当たり、その場で死亡したという。
東アフリカの国境なき医師団によると、8月12日の午後1時までにマタレ地区で19人が病院で治療を受けた。キベラ(Kibera)・スラムなどの地域では、選挙結果に抗議する人びとを解散させるために警察が催涙ガスを発射した。ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領とウィリアム・ルト(William Ruto)副大統領の再選が決定して以降、警察はおもにナイロビのスラムから抗議運動に加わった人びとと衝突している。

 

2017年8月12日

 

STANDARD Digital:Girl was playing on a balcony when stray bullet hit her

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他