【ニュース・ケニア(選挙)】ギタエ駐米ケニア大使、選挙に不正があったとするオディンガ氏の主張に疑問

ロビンソン・ンジェル・ギタエ(Robinson Njeru Githae)駐米ケニア大使は、2017年8月8日の選挙に不正があったという野党指導者ライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の主張に異議を唱えている。ギタエ氏は、2014年8月にケニヤッタ大統領によって駐米ケニア大使に任命された人物である。
ギタエ氏はこの問題について、ケニアの選挙結果に焦点を当てたワシントンのシンクタンクのフォーラムで、パブリック・コメントの時間に発言した。

 

彼によると、オディンガ氏による選挙不正の主張は、8月8日に実施された大統領以外のポジションに対する投票の結果と一致しないという。ギタエ氏はケニヤッタ氏の勝利は公正であると主張したが、それは、ジュビリー党(Jubilee Party)が国会議員、カウンティ知事、上院議員、カウンティ議会議員、さらには女性代表者ポストで絶対多数を占めていたからであった。
もっとも、ギタエ氏は「国会議員、カウンティ知事、上院議員、そしてカウンティ議会議員のうち、選挙結果に異議を唱えている者は誰もいない」と主張しているものの、一部の敗者はこの結果について異議を唱えており、訴訟を起こす構えである。

 

2017年8月17日

 

DAILY NATION:Kenya’s US envoy Njeru Githae questions Raila’s rigging claim

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他