【ニュース・ケニア】マティアンギ氏、大学の教職員に対して給与に関する交渉に応じる代わりにストライキを停止するよう求める

ケニア政府の内閣教育担当官のフレッド・マティアンギ(Fred Matiang’i)博士は、2017年7月3日からストライキを実施している大学教員に対して職務に復帰するよう求めた。博士は、合計で27,700人を越える教員側に対して、政府として給与の増額に応じる用意があることを伝えた。

 

ナイロビで開かれたアフリカ教育大臣会議に参加したマティアンギ博士は、政府が給与に関して再交渉するつもりはないと発言した。また、博士は各大学の評議会に対して、2017年から2021年までの期間の労働協約に関する話し合いを直ちに開始するよう指示したことを明らかにした。しかしながら、教職員組合の代表者はいずれも、給与が全額支払われない限りストライキを継続すると主張している。

 

2017年7月7日

 

ALL Africa:End Strike as Govt Will Honour Pay Deal-Matiang’i Tells Varsities’ Staff

 

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地域 中東・アフリカ
ケニア
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