ソーシャル・ワークと社会科学アフリカネットワーク・北南南問題特別プロジェクト(Social Work and Social Sciences Africa Network North-South-South :SWAN NSS)が12の協定大学(フィンランドの9大学、ケニア共和国マセノ大学、エチオピアのアディスアベバ大学)によって実施されている。同プロジェクトは、持続的開発のための広い専門能力を提供し、地方自治体の社会活動を支援している。応用科学に立脚した同プロジェクトを推進するフィンランドの大学とは、Centria大学、Savonia大学、JAMK大学、Kymenlaakso大学、Lapland大学、Seinajoki大学、Lahti大学、Laurea大学、Mikkeli大学である。
SWAN NSSの大学管理局担当Mr.Ilmo Anttilaは、上記の12大学それぞれが、マイクロファイナンス、ビジネス、ソーシャル・ワークの枠組みを構想する新手法を開発している点を言及した。さらに彼は、同プロジェクトが、ついには授業・学習・研究を進展させ、周辺地域の社会経済的需要に良い影響を与えると指摘した。
2014年の8月に、1年半にわたる同プロジェクトが開始され、フィリピン外務省と国際移動センター(CIMO)によって出資されたその費用は、202,000ユーロに達した。