ウガンダの小学校教員養成カレッジ(Primary Teachers’ College:PTC)では、2016年教員資格試験(Teachers Certificate Examinations)を受験した第三学年の学生のうち、5,600名以上が不合格になった。この結果は2017年7月7日にウガンダの首都カンパラ(Kampala)で発表された。
キャンボゴ大学(Kyambogo University)で副学長を務めるエリー・カントゥグカ(Elly Kantuguka)教授が大統領府に提出した報告書によると、16,273名の受験者のうち5,625名が不合格となり、彼らは再試験を受けるよう勧告されたという。つまり、小学校教員養成カレッジに通う学生の10人のうち3人が、キャンボゴ大学の監督する試験を通過しなかったということである。試験の成績がよくなかった学生の大半は私立のカレッジに通っており、その原因としては、それらの教育機関で教職員や資金が不足しており、管理も非効率であることが指摘されている。
2017年7月9日
Daily Monitor:5,600 students fail PTC exams