2016年8月18日、大学入試機関(UCAS:Universities and Colleges Admissions Service)は、2016年度のAレベル試験結果の発表当日において、42万4,000人が高等教育機関への入学が認められたと発表した。これは、昨年より3%高く、過去最高の人数である。
18歳の英国人学生の志願者は20万1,000人で、18歳人口が2.3%減少しているにもかかわらず前年度比2%の増となっている。また、25歳以上の入学決定者も8%増えた。
また、EU出身の学生は26,800人に増え(前年度比11%増で最高記録)、留学生は昨年とほぼ同レベルの29,300人であった。
恵まれない環境にいる18歳の英国人学生で入学が決定した割合は昨年より7%上昇、最も恵まれた環境の学生についてはその2.5倍であった。また、同日時点で、入学が決定した女子学生は男子学生より27,400人以上多い。
なお、学生の入学先を決定するための手続きは引き続き進められ、最終的な申請者数、入学者数は12月に公表される予定である。