2015年3月18日、オズボーン財務相が2015年度予算案を発表した。高等教育・学術関連案件は以下の通り。

・PhD学生研究ローン制度の導入
博士・修士課程学生に研究資金として最大￡2万5,000まで提供する。
政府はいかにして大学院生のための研究助成を強化していくかについて方針を策定するため調査を実施する。

・科学・イノベーションへの更なる予算配分
英国の将来的な経済的成功は、科学的成功を収められるかどうかにかかっている。政府は世界規模での未来のインフラ・都市研究に￡1億4,000万を配分する。また、￡4,000万をInternet of Things（モノのインターネット）研究に配分する。これは次世代の情報革命であり、都市交通から、医療機器、家電に至るありとあらゆるものをインターネット（クラウド）に接続し、情報交換することにより相互に制御することが可能となる。
また、政府は、デジタル貨幣技術への助成に￡1,000万の増額を行い、この分野の発展のための新たな取り組みを始めた。

URL1: https://www.gov.uk/government/news/budget-2015-some-of-the-things-weve-announced
URL2: https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/413949/47881_Budget_2015_Web_Accessible.pdf