2015年1月7日、英国研究会議(RCUK:Research Councils UK)は、2014年を通して助成した、社会にインパクトをもたらした数々の研究成果のハイライト報告書を発表した。
成果のひとつの頂点として、英国アカデミー賞受賞、アカデミー賞候補となったドキュメンタリー映画「アクト・オブ・キリング(The Act of Killing)」が挙げられる。同映画は、AHRC(芸術・人文学)助成によるウェストミンスター大学のプロジェクトによるもので、1965年、インドネシア大統領・スカルノがスハルトのクーデターにより失脚、その後、右派勢力による「共産党員狩り」と称した大虐殺が行われ、100万人以上が殺害されたといわれている、9月30日事件を追った作品である。
その他、より速く、より効果的な治療を実現する髄膜炎の新検査法や、太陽とほぼ同一と見なされる新しい惑星の発見なども含まれる。
【ニュース・イギリス】2014年草分け的研究総まとめ
地域 | 西欧 |
国 | イギリス |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |