2014年9月12日、ビジネス・イノベーション・技能省（BIS）クラーク大学・科学担当閣外相が、障害者学生手当（Disabled Students’ Allowance）の助成削減案実施を2016学事年度（以下「年度」）まで延期することを発表したことを受けて、イングランド高等教育財政会議（HEFCE）の障害者学生手当に関する取り組みが報告された。
HEFCEは政府の委託により、高等教育における障害者学生手当のあり方を調査しており、最終的な報告書の発表は2015年3月となる予定で、より効果的な助成金の活用法などを検討提案する。HEFCEは高等教育機関の参加機会拡大並びに障害者学生手当に関する活動を支援しており、2014年度はこの分野に￡3億6,600万（うち￡1,500万を障害者学生手当）を配分している。

なお、クラーク閣外相の声明は下記の「URL1」から閲覧可能。

また、OFFA（Office for Fair Access）の反応は、以下「URL2」、
英国大学協会（UUK：Universities UK）の反応は、以下「URL3」のとおり。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news88277.html
URL2: http://www.offa.org.uk/press-releases/offa-determined-to-implement-dsa-changes-in-a-way-that-supports-fair-access/
URL3: http://www.universitiesuk.ac.uk/highereducation/Pages/ChangeToDisabledStudentsAllowance.aspx#.VBauymd0wdU