2016年10月4日付けTimes Higher Educationによると、同日バーミンガムで行われた2016年保守党総会においてAmber Rudd内務大臣は、政府が質の高い大学への留学生を優先する代わりに、質の悪い課程に進学する留学生に対する学生ビザの規制を強化する方向で“学生移民”システムの見直しについて協議すると発表し、次のように述べた。
“英国への移民数を全体で‘数万人’に引き下げる中、今回初めて学生については大学や課程の質によって判断すべきかどうかを検討する。現在の制度では学生の能力や大学の質に関わらず、すべての留学生を受け入れている。この全大学に対する寛大なルールが本当に英国経済にとって価値があるのか検討する必要がある。今後の協議において、優れた大学を支援し、優秀な学生を魅きつけるために何ができるかを検討する一方で、質の悪い課程への進学者に対する規制強化を検討する。”
Times Higher Education:UK government to toughen student visa rules for ‘low quality’ courses