2014年6月12日、英国研究会議(RCUK:Research Councils UK)が、各機関のそれぞれの計画と同時に2015年度の実行プランを発表した。この計画書は、英国の研究に多大な効果と継続的な有用性の発展をもたらすものとなっている。計画の概要は以下の通り。
・学際的な領域を越えた重要な研究を助成するため、関係機関とともに支援体制を見直す
・他の財政支援機関や政府関係機関とのパートナーシップ、共同作業により、研究成果のオープンアクセスを通じて‘Impact Agenda’※の実現を最大化させる仕組みを構築する
・研究支援をEU・他国の機関ならびにRCUKの海外支部等と共同した国際的な展開を目指す
・最先端機器の操作や分析技術を持つ人材や将来の優秀な人材となる若者の育成を支援する
・社会と研究を結ぶ活動を支援する
・効率性の強化を進める
※研究の質を高め、確実に結果を出せるような研究にのみ予算を使うようにするという達成目標