2015年10月29日、Times Higher Educationによると、内務省は2015年年4月より実施している出国者チェックに伴い、大学に非EU圏留学生(以下「留学生」)の出国確認義務を課す可能性を示唆している。学生ビザの期限が過ぎているのに英国を退去しない留学生が多い場合は、留学生誘致のできるスポンサー資格を停止することも視野に入れるなど、大学にとって厳しい措置となりそうである。メイ内務大臣は今月はじめの保守党会合にて「多くの留学生がビザの有効期限が切れた後も英国に滞在し続けており、由々しき問題である。大学のロビイストが何と言おうとも、違法滞在の根絶のため、法律は厳しくするべきである。」と決然とした演説を行っている。
Times Higher Education:Theresa May ‘plans on making universities ensure overseas graduates leave UK’