2016年10月1日、Phillip Hammond財務大臣は生命科学分野及び大学に￡2億2,000万を投資し、その技術のブレイクスルーと産業移転を進め、英国の産業界の更なる成長を支援すると発表した。
○支援の概要
- 生物医学触媒の拡大･強化に￡1億：生命科学関連企業に対し、最先端の医療技術を商業利用するための技術移転を支援。助成期間は4年。
- 大学の技術移転と産学連携の推進に￡1億2,000万：大学助成期間は4年。
- Challenger Business Programmeの拡大：画期的な技術を適用する際に障害となる規制を洗い出し、排除する。2013年に立ち上げられた同プログラムによって、これまでに400事業を支援した。今後は政府の産業戦略の一つとして、新部門に拡大する。
GOV.UK：£220 million for cutting-edge new technology
【関係機関の反応】
・イングランド高等教育財政会議（HEFCE: Higher Education Funding Council for England）
同会議は、大学の技術移転と産学連携のために新たに￡1億2,000万を助成するという財務大臣の発表を歓迎した。今後、同会議がビジネス・エネルギー・産業戦略省（BEIS：Department for Business, Energy＆Industrial Strategy）と協力して、本助成金をイングランドの大学に配分する。
HEFCE：Additional £120 million for collaboration and technology transfer
