2017年1月5日、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS:Department for Business, Energy&Industrial Strategy)は、インペリアル・カレッジ・ロンドンとロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE)が、医用生体工学と社会科学の分野における最先端研究を行うため、合計£5,200万の助成を受けると発表した。
これらは、第5期の英国研究パートナーシップ投資基金(UK Research Partnership Investment Fund: UKRPIF)により支援される最初の研究プロジェクトとなる。この基金は、英国の世界レベルの研究部門における最先端の研究を実社会の課題解決につなげるため、研究開発から移行段階までを支援するもので、それにより世界に貢献するとともに英国経済を押し上げようというものである。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの医用生体工学プロジェクト(£2,000万)は喫緊の医療問題解決に向けた新しい治療法の開発を、LSEのプロジェクト(£3,200万)は、世界を取り巻く不平等の原因と本質、社会、経済、政治との因果関係などについての深い理解を目的としたものである。