【ニュース・イギリス】学生ビザ(Tier4)の試験計画を開始

2016年7月25日、内務省は新しい学生ビザTier4の試験計画を英国の4大学を対象に行うことを発表した。インペリアル・カレッジ・ロンドン、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、バース大学の修士課程に入る世界中の学生が対象で、修士課程(13ヶ月以下)終了後、6ヶ月間英国内に滞在することができる。

 

なお、他の修士課程の卒業生は、終了後2ヶ月または4ヶ月(課程の期間による)の英国滞在が認められる。

 

英国留学生会議(UKCISA: The UK Council for International Student Affairs)の委員長のDiminic Scott氏は“この試みが今後の政策に道しるべになるのであれば、歓迎すべきことである。しかし、わずか数ヶ月滞在が延長されても2012年に廃止されたPost-Study work visa(学業修了後2年間就業が認められるビザ)に代わるものではない。”と述べている。

 

この試験計画は2年間(2016~2017、2017~2018学事年度)を予定しており、結果によっては他の大学に拡大する。

 

The UK Council for International Student Affairs:Clarification on Tier 4 pilot scheme
GOV.UK:Home Office (Tier 4 Policy Guidance version 07/2016) [PDF:1.42MB]

 

【メディア報道】
The PIE News:UK: Tier 4 pilot scheme to streamline application process, extend stay

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
国際交流 国際化
人材育成 学生の就職