【ニュース・イギリス】地域に大学があることで、どんな影響をもたらすか?

2014年10月1日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は経済成長と高等教育について調査した報告書を発表した。本報告書は、高等教育の「冷点」(高等教育機関数が少ない地域)とイングランドの高等教育参加率の関連性について明らかにするものである。中等・高等教育と雇用、流動性のデータをまとめることで、初めてHEFCEは高等教育参加と供給(教育機関の数と学生数の関係)、雇用と卒業後の流動性(Uターンなど)について総合的・詳細な全体像の俯瞰を可能にした。

【地理的な供給の問題】
高等教育機関数は地方と海岸部等で著しく少ないところがある。

【高等教育への参加状況】
イングランドの都市部についての高等教育のあり方はそれぞれ異なり、複雑な様相を呈している。

【雇用と高等教育資格の関連性】
地図(リンク先参照)は失業と学位取得者数の割合について示している。

【卒業後の流動性と雇用】
学生は卒業後に地元に戻って就職先を探す傾向が強く、学生の出身地がロンドンから遠いほどこの傾向は強まる。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news88533.html

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
人材育成 学生の就職
社会との交流、産学官連携 地域連携
統計、データ 統計・データ