2017年11月24日、国家統計局(ONS:Office for National Statistics)は2017年7月~9月に卒業した1,400万人の学生の雇用状況調査を発表した。
結果概要は以下のとおり。
- 2017年7月~9月に大学を卒業した者は約1,400万人だが、過去10年間着実に増え続けている。
- 大学卒業者のほうが大学を卒業していない者よりも雇用される割合が高い。
- 21歳から30歳の大学を卒業していない者は未就業率が高く、活動が活発でない割合が高い。
- 40%の大学卒業生は行政、教育、医療関係に従事しており、大学卒業生は卒業していないものより高等技術職に就いている。
- 大学卒業者の年収のほうが大学を卒業してない者よりも高く、より年を重ねてから年収のピークを迎える。
- 2017年7月~9月の卒業生で薬学や工学の学位を持つ者は就職率が高く年収も高い。
- 男性の卒業生のほうが女性の卒業生に比べ、より高い技能職に就職が決まる傾向がある。
Office for National Statistics:Graduates in the UK labour market:2017