2014年6月9日、ウィレッツ大学・科学担当大臣は、‘University Week’※開催の挨拶において生物医学研究に対し£4800万の資金投入を行うと発表。アルツハイマー病を検知できる革新的な血液検査やパーキンソン病治療の可能性を開く遺伝子治療など、70以上の最先端研究プロジェクトが採択された。
大学の研究が日々の生活にいかに役立っているかを学外者に周知するというテーマのもと行われる今年度の‘University Week’だが、生命科学はまさに、英国経済を牽引する分野と言える。4000以上の企業、16万人の雇用そして£500億の年間利益を生み出すこの分野は経済成長の主軸であり、国際競争においても非常に重要な分野である。
英国全土の大学による、学外の全ての人に、より大学を知ってもらうために行う催し。今年度のテーマは、大学の研究等を身近に感じ、日々の生活にどのように役立っているのかを知ってもらう、というもので、公立博物館との提携なども含めた大規模な行事となっている。2014学事年度は6月9日から15日まで開催。
URL1: https://www.gov.uk/government/news/david-willetts-welcomes-universities-week-with-48-million-investment-in-biomedical-research
URL2: http://www.timeshighereducation.co.uk/news/universities-week-willetts-announces-biomedical-catalyst-funding/2013811.article