2015年11月11日、イングランド高等教育財政会議（HEFCE）は英国大学協会（UUK: Universities UK）や全国学生連合等計7団体と合同で、高等教育における学生保護、とりわけ課程で変更が生じたり閉鎖となった場合について、各機関が学生に対し代替課程や他機関への移籍の手配などを適切に行えるよう、過去の事例と指針をまとめた実施要項を発表した。要項は、2014年秋に、学生を含めた高等教育関係機関の代表者が集って議論した一連の会議の成果としてまとめられたものである。
課程変更・閉鎖に伴う学生の保護については既に事例があるものの、一般化された指針として示されたことはこれまでになかった。直近に発表された政府の高等教育改革に関するグリーン・ペーパーでは、学生保護の必要性がこれまで以上に強調されており、本要項はこの分野の実践に具体的な見通しを与えることを想定している。

イングランド高等教育財政会議（HEFCE）: Student protection
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