【ニュース・イギリス】「エリート主義」の英国?-社会流動性に関する報告書

2014年8月28日、SMCPC(Social Mobility and Child Poverty Commission)(※)は社会流動性に関する報告書「英国はエリート主義か?」を発表した。同報告書は、政治家、経営者、報道関係者等、国を動かす立場にある者の社会背景を調査した結果、私立中等教育校、オックスブリッジ(オックスフォード・ケンブリッジ)大学出身者が圧倒的多数を占めていることがわかった。
 中等教育校生全体のうち私立校生徒は7%、大学生全体のうちオックスブリッジ生が占める割合は2%より少ない。
 調査は、併せて、65%が「誰を知っているか」が「何を知っているか」よりも大切であると考え、75%が今日の英国では家系が人生の成功に大きな影響力を持っていると考えていることを伝えている。

政府や他団体の、社会流動性促進と子どもの貧困撲滅活動について監視・助言する教育省傘下の団体。

URL1: https://www.gov.uk/government/news/elitist-britain-report-published

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他
統計、データ 統計・データ