【ニュース・アメリカ】NSFとSRC、エネルギー効率の高いコンピューティング実現に向けたソリューション発見のための研究プロジェクト9件に総額2,160万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)と半導体研究公社(Semiconductor Research Corporation:SRC)は18日、更にエネルギー効率の高いコンピューティング実現に向けたソリューションを見つけるための研究プロジェクト9件に対し、共同で総額2,160万ドルを助成することを明らかにした。本助成は、NSF工学局(Directorate for Engineering:ENG)の「高エネルギー効率コンピューティング~デバイスからアーキテクチャまで~(Energy-Efficient Computing: from Devices to Architectures:E2CDA)」プログラムの下で支給される。同プログラムディレクターのディミトリス・パブリディ氏(Dimitris Pavlidi)は、今回助成を受給するのは3年間の研究プロジェクトで、ナノスケール・デバイス及びマテリアルの開発と、開発したデバイス・マテリアルの3Dシステムへの統合を含む新たなアプローチを同時に検討するとしている。また、これらの取組みは、NSFの「将来の投資のためのビッグアイデア~人間技術フロンティアの進歩のために~(big ideas for future investment: to advance the human-technology frontier)」と合致したものとなっている。今回選出されたプロジェクトは、ペンシルバニア州立大学(Pennsylvania State University)が主導する「超低電力回路とアーキテクチャのための2D電歪電界効果トランジスタ」を含む9件である。

 

National Science Foundation:NSF funds new projects to advance energy-efficient computing

地域 北米
アメリカ
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