【ニュース・アメリカ】NSF、植物ゲノム研究プログラムの下で総額4,400万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は10月20日、農業事業の改善、環境資源に対する需要縮小、及び、気候変動問題への対応に必要な基礎科学を進歩させるために、NSFの植物ゲノム研究プログラム(Plant Genome Research Program:PGRP)の下で総額4,400万ドルを助成することを明らかにした。植物ゲノム研究の新たな方向性と、技術及びバイオインフォマティクスの進歩により、科学者は基本的な疑問に対応し、経済的に重要な植物及び植物加工をシステムレベルで理解することを可能とした。今回のPGRP助成は、ゲノム全体規模での植物化学に関する基本的な疑問、新技術を含む植物ゲノム研究のためのツール及びリソース開発、植物ゲノム専攻以外のキャリア中期にある研究者による参加促進、及び、植物ゲノム研究におけるキャリアの初期段階にある研究者による研究などを支援することになる。なお、今回選出された助成受給研究プロジェクトは、フロリダ大学(University of Florida)が主導する「植物ゲノムにおける代替接合アイソフォーム~結合、特性化、及び、進化関係」を含む29件である。

 

National Science Foundation:NSF awards $44 million for genomic research on range of plants, many economically important

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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