【ニュース・アメリカ】NSF、優れたSTEM教育及び人材養成の継続を目的としたプロジェクト67件に総額約6,100万ドルを助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2016年12月1日、全米における優れたSTEM教育と人材養成を今後も継続するために、67件のプロジェクトに総額約6,100万ドルを助成することを明らかにした。本助成は、NSF教育・人事局(Education and Human Resources Directorate:EHR)のコア研究プログラム(Core Research Program:ECR)を通して支給されるもので、教育コミュニティがSTEM学習及び同分野への参入における課題の理解・説明・対応を支援するプロジェクトに重点が置かれた。選出されたプロジェクトには、イェール大学(Yale University、コネチカット州)が主導する「科学・技術学習における機械論的説明の役割」などが含まれる。なお、今回選出された助成受給プロジェクトは、以下の基本的知識の創出を目指している。

 

  • 全ての教育設定において、学生・親・教員・一般を対象としてSTEM学習及び学習環境を改善・促進。
  • 技術・科学の未曽有の進歩を利用するSTEM分野を専門とした人材の支援・要請と、現在及び未来の世界的・社会的・経済的課題への対応。
  • STEM分野への参入を多様化・増加させ、STEM分野におけるマイノリティグループから人材を養成する組織能力及び非公式学習環境を有効に構築。

 

National Science Foundation:NSF awards $61 million in new projects to enhance understanding of STEM education and workforce development

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
研究支援 研究助成・ファンディング