【ニュース・アメリカ】NLRB、NCAAディビジョンIに属する私立大学のアメフト選手は従業員として保護されるべきと提言

全米労働関係委員会(National Labor Relations Board:NLRB)のリチャード・グリフィン会長(Richard Griffin)は2017年1月31日、NLRBの地区ディレクターに覚書を送付し、全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association:NCAA)で最も競争の激しい「ディビジョンIフットボール・ボウル・サブディビジョン(Division I Football Bowl Subdivision)」に所属する私立大学のアメフト選手は、米国労働関係法(National Labor Relations Act)の下で従業員と見なされ、不当労働に対して保護されるべきであると提言した。この対象となる私立大学は全部で17校である。米国大学選手協会(National College Players Association)のエグゼクティブ・ディレクターを務めるラモギ・フマ氏(Ramogi Huma)は、NLRBの覚書に関し、大学競技選手の労働法の下での従業員としての権利を保護することをNLRB会長が約束したことになり、大学競技選手の正義に一歩近付いたとコメントしている。

 

Inside Higher ED:NLRB Chips Away at Athlete Amateurism

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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