【ニュース・アメリカ】DARPA、サイバー・ハッキング・トーナメント「サイバー・グランド・チャレンジ」の入賞者を発表

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は2016年8月5日、前日に行われた世界初の全てコンピュータマシーンによるサイバー・ハッキング・トーナメント「サイバー・グランド・チャレンジ(Cyber Grand Challenge:CGC)」の最終結果を発表した。本コンペは、問題の発見、パッチの作成、及び、作成したパッチのネットワーク上での展開をリアルタイムで行う能力を備えた自律的防衛システムを構築して競い合うものである。最高得点を獲得したのは、ペンシルバニア州ピッツバーグのチーム「フォー・オール・セキュア(ForAllSecure)」が開発した「メイヘム(Mayhem)」で、第2位は、ニューヨーク州イサカ及びバージニア州シャーロッツビルのチーム「テックエックス(TECHx)」が開発したサイバー推論システム「ザンドラ(Xandra)」が受賞した。第3位は、カリフォルニア州サンタバーバラのチーム「シェルフィッシュ(Shellphish)」が開発した「メカニカル・フィッシュ(Mechanical Phish)」が受賞した。上位3チームには、それぞれ200万ドル、100万ドル、75万ドルの賞金が贈られている。

 

Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA Celebrates Cyber Grand Challenge Winners

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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