【ニュース・アメリカ】ACT、2015年からACT試験結果に大学進学・就職準備度の指標を追加

大学入学適性試験を実施するACTは、大学進学・就職準備度を向上させ、学生が高校卒業後の成功に重要な分野での将来計画を立てる上で役立つように、2015年から新たな準備度指標を試験結果に加えることを明らかにした。新たな準備度指標は、1~36点で表示される従来のACT試験の得点と大学進学準備ベンチマークに加えて提示されることになる。新指標には、以下の項目が含まれる。

・STEMスコア:ACT試験の理数系科目のみの全般的成績を表示
・就職準備に向けての進捗度指標:学生の就職準備に向けての進捗度を表示
・英語言語科目スコア:ACT試験の英語、読解力、作文における総合的成績を表示
・文章の複雑性進捗度指標:大学や就職先で直面する複雑な文章の理解における進捗度を評価

また、コンピュータを利用したACT試験の受験が、全米の高校約4,000校で2014年4月に試験的に実施されて成功していることから、2015年からはデジタル受験が可能な会場を選択することも可能となる。更に、2016年に結果報告カテゴリが追加される予定である。

URL1: http://www.act.org/newsroom/releases/view.php?p=3183&lang=english

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集