【ニュース・アメリカ】AAUP、トランプ氏の大統領選挙当選を受けて学問の自由の脅威となる可能性を警告した文書を発表

米国大学教授協会(American Association of University Professors:AAUP)は2016年11月9日、大統領選挙でドナルド・トランプ氏(Donald J. Trump)が当選したことを受け、1950年代のマッカーシー時代(McCarthy period)以来最大の学問の自由の脅威となる可能性があるとした警告文を発表した。本警告文は、トランプ氏によるマイノリティ・移民・女性に関する発言は、学生及び教員が発言する権利を制約する可能性があるとしている。また、同氏は高等教育に関する明確且つ詳細な政策提案を行っていないことも問題視しており、高等教育政策を立案する際には、大学教員及び教育リーダーの意見を傾聴することをトランプ氏及び議会に強く要請している。

 

なお、本警告文は以下より閲覧可能。
American Association of University Professors:Higher Education after the 2016 Election

 

The Chronicle of Higher Education:Warns of Historic Threat to Academic Freedom Posed by Trump

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
その他 その他