【ニュース・アメリカ】AAAS、次期会長に米国医学アカデミー外交書記のマーガレット・ハンブルグ氏を選出

米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science:AAAS)は2016年12月15日、AAAS次期会長に米国医学アカデミー(National Academy of Medicine)外交書記のマーガレット・ハンブルグ氏(Margaret Hamburg)が選出されたことを明らかにした。AAASでは、選出された次期会長は、1年間次期会長職を務め、2年目に会長、3年目に理事長と1年ごとに職が変わることになる。また、次期会長職、会長職、理事長職はそれぞれ1年任期で、これらに就任中はAAAS理事会執行委員会(Executive Committee of the AAAS Board of Directors)理事(3年目は理事長)も兼任することになる。ハンブルグ氏の次期会長及び理事としての任期は、2017年2月21日にマサチューセッツ州ボストンで開催される第183回AAAS年次総会(183rd AAAS Annual Meeting)の終了から開始される。ハンブルグ氏は、2015年に米国医学アカデミーに入職するまでは、食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)長官を6年間を務め、2001年~2009年には「核の脅威イニシアティブ(Nuclear Threat Initiative)」で生物学プログラム担当副会長と上級科学官を務めた。また、クリントン政権下では、1997年に厚生省(Department of Health and Human Services)計画評価担当担当次官補に指名され、それ以前はニューヨーク市の衛生局長を務めた経歴を持つ。なお、ハンブルグ氏は1988年以来AAAS会員で、1995年にフェローに選出されている。

 

American Association for the Advancement of Science:Margaret Hamburg Selected to Serve as AAAS President-Elect

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事