【ニュース・アメリカ】2018年世界大学ランキング、英国大学が第1位と2位を独占

高等教育関連週刊誌の「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education:THE)」は、2018年世界大学ランキング(World University Rankings 2018)を発表した。

 

これは、世界77カ国に所在する大学上位1,000校のランキングリストで、第1位にオックスフォード大学(University of Oxford、英国)、第2位にケンブリッジ大学(University of Cambridge、英国)がランクインし、米国大学最上位は、同率3位となったカリフォルニア工科大学(California Institute of Technology:Caltech)とスタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州)であった。

 

オックスフォード大学は、2年連続で第1位に選出されたが、英国大学が上位2位を独占するのは、本ランキングの14年の歴史の中で初めてである。ケンブリッジ大学は、研究の収入と質が向上したのに対し、2017年版ランキングでそれぞれ2位と3位であったカリフォルニア工科大学とスタンフォード大学は、学士号取得者数に対する博士号取得者数の割合が低下したことや、大学総収入がそれぞれ前年比23%減と24%減となったことなどが、順位が入れ替わる原因となったという。ちなみに、オックスフォード大学とケンブリッジ大学では、大学総収入は、それぞれ前年比24%増と11%増となっている。上位10位内に入った大学の国別内訳は、英国3校、米国7校、スイス1校(10位が同率2校のため合計11校)となった。なお、日本の大学では、東京大学の46位(前年39位)が最高位で、京都大学の74位(前年91位)と合わせた2校のみが、上位200位内にランクインした。

 

上位1,000位内にランクインした大学1,102校のランキングリストは、以下より閲覧可能。
Times Higher Education:World University Rankings 2018

 

2017年9月5日

 

Times Higher Education:World University Rankings 2018:results announced

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
統計、データ 統計・データ