【ニュース・アメリカ】2017年秋学期開始プログラムに合格した学士課程留学生の登録率、前年から僅かに減少するも米国人学生の減少率と大差なし

国際教育研究所(Institute of International Education:IIE)の学術流動性研究・インパクトセンター(Center for Academic Mobility Research and Impact)は2017年7月6日、2017~18学年度に米国大学に進学する留学生数の動向に関する報告書「潮流の変化~2017年秋学期の留学生登録率の理解~(Shifting Tides: Understanding International Student Yield for Fall 2017)」を発表した。

 

本報告書は、2017年秋学期に開始される大学課程に合格した留学生のプログラム登録状況に関する調査結果をまとめたもので、米国大学165校からの回答を分析したものである。これによると、留学生による米国大学進学に対する関心度は全般的には安定しており、顕著な傾向は見られなかったことが明らかにされた。学士課程に合格した留学生による2017年秋学期の登録率は24%で、前年同期の26%から僅かに後退しているものの、2017年度秋学期開始プログラムに合格した米国人学生による登録率も、前年同期の30%から28%に減少しており、減少率に大きな違いは見られなかった。

 

なお、本報告書は、以下よりダウンロード可能。
Institute of International Education:Shifting Tides:Understanding International Student Yield for Fall 2017

 

2017年7月7日

 

Inside Higher ED:Shaky International Yields

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 国際化、学生交流
統計、データ 統計・データ