【ニュース・アメリカ】2016年の大学キャンパスにおけるエネルギー消費量、2007年と比較すると8%減

サイトラインズ社(Sightlines)とニューハンプシャー大学(University of New Hampshire:UNH)サステナビリティ研究所(Sustainability Institute)は2017年2月9日、高等教育機関におけるエネルギー消費に関する調査報告書「2016年高等教育におけるサステナビリティの現状(State of Sustainability in Higher Education 2016)」を発表した。本調査報告書は、北米最大規模の高等教育機関施設のデータベースを保有する第三者機関のサイトラインズ社に情報を提供した大学377校のデータに基づくもので、これらの大学の総延べ床面積は15億平方フィート、データベースの構成は、公立大学59%、私立大学41%であった。これによると、2016年の高等教育機関におけるエネルギー消費量は、2007年と比較して8%減となり、エネルギー消費に関連する1平方フィート当たりの排ガス量は、同14%減となったことが明らかにされた。主な調査結果は以下の通り。

  • 大学キャンパスにおける二酸化炭素排出量は、30%以上過少報告されている可能性。
  • 建物全体のライフサイクルに関してはサステナビリティ方針が欠如。
  • サステナビリティを更に向上させる機会が豊富。

GlobeNewswire:Energy Consumption on College Campuses Down 8% Since 2007, According to Sightlines-UNH Report

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
その他 その他
統計、データ 統計・データ