【ニュース・アメリカ】2015~16学年度に留学生が滞在した米・英・豪3カ国の都市の中ではニューヨークの家賃が最高

世界各国の留学生に住宅情報を提供するスチューデント・ドットコム社(Student.com)は、米国・英国・オーストラリアの3カ国において、2015~16学年度に留学生が滞在した92の都市の中で家賃が最も高い都市はニューヨーク州ニューヨークで、1週間あたりの家賃は平均431ドルであったことを明らかにした。

 

また、家賃が高い都市の上位5位は、ニューヨークに続いて、マサチューセッツ州ボストン(403ドル/週)、英国・ロンドン(359ドル/週)、ワシントンDC(329ドル/週)、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のラホヤ(298ドル/週)で、オーストラリアの都市では、上位10位以内に入ったのは7位のシドニー(285ドル/週)のみであった。

 

一方、最も家賃が低い都市はアラバマ州アーバーンで、1週間あたりの家賃は平均96ドルであった。さらには、ジョージア州アセンズ(104ドル/週)、フロリダ州タラハシ(106ドル/週)がこれに続き、英国で最も家賃が低い都市は4位のハル(111ドル/週)であったが、オーストラリアの都市は下位10位には含まれていない。同社創業者でCEOのルーク・ノーラン(Luke Nolan)氏は、学生による滞在を目的とした物件(purpose-built student accommodation:PBSA)が豊富な都市では、家賃が手の届きやすい価格である傾向が見られるとしている。そのため、国全体で見ると、滞在費平均はオーストラリアが1週間あたり268ドルで、英国の同223ドル、米国の同200ドルを上回ることが明らかにされた。ノーラン氏は、これら3カ国ではいずれもPBSA市場が成長しており、様々な予算に応じた幅広い選択肢が得られるようになる見通しとコメントしている。

 

2017年5月30日

 

The PIE News:NYC priciest city, but Australia most expensive overall

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
その他 その他
統計、データ 統計・データ