【ニュース・アメリカ】2015~16学年度に初めて学士号を取得した学生数、前学年度比1.4%減の224万6,233人

米国学生情報センター研究所(National Student Clearinghouse Research Center)は2017年2月6日、米国大学での2015~16学年度学士号取得者に関する報告書「学士号取得者報告書、2015~16学年度(Undergraduate Degree Earners Report, 2015-16)」を発表した。これによると、2015~16学年度に初めて学士号を取得した学生数は224万6,233人で、2014~15学年度から1.4%減であった一方、過去に既に学士号を取得済みで、2つ目もしくは3つ目の学士号を取得した学生数は64万8,754人で、前学年度比1.7%増であったことが明らかにされ、2015~16学年度の学士号取得者総数は289万4,987人で、前学年度比0.7%減となった。また、これを年齢グループ別で見ると、初めて準学士号及び学士号を取得した25歳以上のグループは、前学年度から約4万9,000人減少(7.0%減)した一方で、25歳未満のグループでは約1万8,000人増加(1.2%増)した。さらには、2015~16学年度の学士号取得者全体の中で初めての学士号取得者が占める割合は、前学年度の78.1%から77.6%に減少したことが明らかにされた。初めての学士号取得者が占める割合の減少は、2012~13学年度から継続して観られる傾向である。それ以外の主な結果は以下の通り。

  • 2015~16年度の学士号取得者のうち、初めての学位取得者は76.0%、過去に学士号以上の学位を取得した者が3.2%、過去に準学士号を取得した者が19.5%、過去に修了証を取得した者が1.4%。
  • 2015~16学年度の準学士号取得者のうち、初めての学位取得者は81.0%、過去に学士号以上の学位を取得した者が3.6%、過去に準学士号を取得した者が7.4%、過去に修了証を取得した者が8.1%。

National Student Clearinghouse Research Center:Undergraduate Degree Earners Report, 2015‐16

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ