オバマ大統領は2016年10月17日、ワシントンDCのベンジャミン・バネカー・アカデミック高校（Benjamin Banneker Academic High School）において、2014～2015学年度の米国の高校卒業率が過去最高の83.2％であったことを発表した。オバマ大統領の就任以来、高校卒業率は着実に向上を続けており、2010～2011学年度と比較すると、全米で4ポイント上昇したことが明らかにされた。また、卒業率は、有色人種、低所得層、障害を持つ生徒、英語学習者を含む全てのグループにおいて向上しており、白人生徒の卒業率との格差も縮小されつつあるという。高校卒業率の向上に加え、米国における教育機会増加に関する主要な進歩は以下の通り。
- 早期教育に対する投資。
- 米国の学校改革。
- 教室における高速ブロードバンド接続の普及。
- 教育イノベーションの促進。
- 大学進学・就職準備を強化した高校改革。
- 優秀な教員・学校リーダーに対する支援。
- STEM及びコンピュータ科学教育の促進。
- 大学学資援助に対する歴史的投資。
なお、過去5年間の高校卒業率の州別推移は、以下よりダウンロード可能。
The White House：Public High School 4-year Adjusted Cohort Graduation Rate［PDF:93.8KB］
The White House：FACT SHEET: President Obama Announces High School Graduation Rate Has Reached New High
