【ニュース・アメリカ】2014年の米国大規模非営利団体400組織への個人寄付総額は前年比5.1%増で、特に高等教育機関への寄付が増加

「クロニクル・オブ・フィランソロピー(Chronicle of Philanthropy)」紙は2015年10月29日、米国の大規模非営利団体400組織に対する寄付を調査する「フィランソロピー400(Philanthropy 400)」プロジェクトに関し、2014年の結果を発表した。これによると、調査対象となった400組織に対する寄付総額は前年比5.1%増で、特に公立・私立大学への個人による寄付が増加したことが明らかとなった。具体的には、個人寄付総額が最大であった私立大学のハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)には、前年比約45%増の11億5,561万ドルが寄付された一方、公立大学では、テキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)に前年比約80%増の約5億3,000万ドルが寄付された。なお、大学への個人による寄付総額上位3校は、私立大学ではハーバード大学に次いで、スタンフォード大学(Stanford University、カリフォルニア州、約9億2,850万ドル)、南カリフォルニア大学(University of Southern California、約7億3,190万ドル)が続いたのに対し、公立大学ではテキサス大学オースティン校に次いで、ワシントン大学(University of Washington、約4億7,800万ドル)、ミシガン大学(University of Michigan、約4億3,260万ドル)が続いた。

 

The Chronicle of Higher Education:These Colleges Received the Most in Gifts Last Year

地域 北米
アメリカ
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