【ニュース・アメリカ】2014年の米国人学士号保有者の割合、女性が男性を初めて上回る

米国国勢調査局(US Census Bureau)は、2014年の米国人学士号保有者の割合に関し、調査を開始した1940年以降初めて、女性の学士号保有者の割合が男性を超えたことを明らかにした。学士号保有者の割合は、調査を開始した1940年には男性5.5%、女性3.8%で、この割合は2005年には男性28.5%、女性26.0%であったが、2014年では男性29.9%、女性30.2%となった。この傾向は、特に若年層において強く表れており、25~34歳のグループでは、2014年の学士号以上の学位保有者の割合は、男性が29.5%であるのに対し、女性は37.5%となっている。一方、65歳以上のグループでは、この割合は男性が30.6%であるのに対し、女性は20.3%であった。また、ワシントン州・アイダホ州・ユタ州などでは学士号保有者の割合は男性が女性を上回る一方で、アラスカ州・ノースダコタ州・ミシシッピ州では女性の学士号保有者の割合が男性を2%以上上回るなど、地域差があることも明らかにされた。

 

U.S. Census Bureau:Women Now at the Head of the Class, Lead Men in College Attainment 

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性
統計、データ 統計・データ